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塩尻・広丘野村に洋菓子店「マスターキー」 10周年節目に、移転リニューアル

明るい雰囲気の店内

明るい雰囲気の店内

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 洋菓子店「save room for dessert MASTER KEY(マスターキー)」(塩尻市広丘野村、TEL 0263-75-2134)が1月27日、移転リニューアルした。

店舗外観

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 店舗面積は約25坪。外観・店内共に木目を基調にしたデザインで、テーマカラーのオレンジ色をカーテンなどに使い、明るい雰囲気に仕上げた。入り口のドアには鍵の形にくりぬいた小窓を設置する。店主の堀内健介さんは「子どもが店内をのぞいた時にショーケースが見えるよう、低い位置にした」と笑顔を見せる。

 ケーキは常時10~15種類を並べる。定番の「いちごのショートケーキ」(580円)や「ベイクドチーズケーキ」(500円)をはじめ、松本産の「信州ノニタマゴ」の風味を生かした「のにたまプリン」(300円)や「のにたまシュークリーム」(280円)などを提供。ハート形のチョコレートやイチゴを飾り付ける2、3人用のホールケーキも用意する。「店のコンセプトは『分け合うおいしさ・分かち合う幸せ』。少人数でも1つのケーキを分けて食べてほしい」と堀内さん。

 焼き菓子は、フランスの洋菓子「カヌレ」(330円)や「ガレットブルトンヌ」(320円)のほか、「ケークフリュイ」(280円)、「マドレーヌ・オランジュ」(260円)など幅広く用意。お薦めの焼き菓子を詰め合わせた「MASTER KEY HOUSE」(1,250円)は、リニューアルを記念して作ったもので、パッケージには店をイメージしたイラストが描かれている。

 堀内さんは結婚を機に、妻の志織さんの出身地・塩尻に移住した。東京の帝国ホテルで14年間パティシエを務めた経験を生かし、2013(平成25)年4月に松本・出川で開業。10周年を迎えたタイミングで移転を決めた。堀内さんは「第二の故郷だと思っている塩尻で、さらに生活の基盤を固めたいと思った。店を作ることで少しでも地域に貢献できれば」と話す。

 オープン後は近所の人をはじめ、岡谷や諏訪からの来客も多いという。「塩尻なので、これまで支えてくれた松本のお客さんも来やすいと思う。日常が華やかになるような特別感のあるケーキを提供していきたい」とも。

 営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休。

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