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松本にビアカフェ「ミスホリデー」 クラフトビールに、モーニングやランチも

アメリカンな雰囲気の店内。「ビールが苦手な人も気軽に足を運んでほしい」と大宮さん

アメリカンな雰囲気の店内。「ビールが苦手な人も気軽に足を運んでほしい」と大宮さん

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 クラフトビールをメインに提供するカフェ「BEER CAFE MISS.HOLIDAY」(松本市北深志1)が10月10日、松本城近くにオープンした。

ビアタップから注ぐクラフトビール

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 場所は2021年に閉店した、わさび漬け専門店「八百源漬物店」の跡。間取りや打ちっ放しのコンクリートはそのままに、店主の大宮竜太さんが改装。ショーケースだった木材を使いカウンターやテーブルを作ったり、壁を鮮やかなティファニーブルーに塗り替えたりした。店名は、小説「ティファニーで朝食を」の主人公の愛称から取ったという。席数は22席。

 クラフトビールは、カウンター内の壁に設置した7つのビアタップから各種類注ぐ。カナダ・バンクーバー産の「Punch Bowl IPA」をはじめ、苦味が少ないという「マンゴーキングHAZY」(以上900円~)や「ほうじ茶マイルド」(800円~)などを提供。カクテルやワイン、サワーなどのアルコールメニューのほか、ブレンドコーヒー(390円)やラテ(450円)などのカフェドリンクも幅広くそろえる。

 モーニングは、「厚切りバタートーストセット」(350円)や、ウインナーや目玉焼きなどの総菜を付ける「モーニングプレート」(800円)などを用意。ランチは、バンズやソーセージを特注して作る「シカゴスタイルホットドック」(980円)など3種類で、300円増しでフライドポテトとサラダをセットにできる。ディナーは、「マルゲリータ」(980円)、「チリミートチーズポテト」(780円)、「気まぐれポテサラ」(500円)などを提供する。

 大宮さんは北海道出身。東京の大学を卒業して就職したが、学生時代に憧れていた留学の夢をかなえたいと、ワーキングホリデーでカナダへ渡航。そこで、クラフトビールのおいしさにはまったという。帰国後は東京のクラフトビール店に勤務し、2019年、知り合いがいる白馬村に移住した。同村での開業を考えたが物件探しに苦戦し、時折訪れていた松本で現在の物件を見つけ、雰囲気の良さから即決。ビールを飲まない人も楽しめるようカフェとして出店することを決めた。大宮さんは「ビールが苦手な人も気軽に足を運んでほしい」と呼びかける。

 営業時間は、8時~9時30分、11時~14時30分、17時~21時30分(以上ラストオーダー)。水曜定休。

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