安曇野市のフードや雑貨を中心に集めたイベント「塩の道マルシェ 信州の作り手との対話型」が9月17日、松本・信毎メディアガーデン(松本市中央2)で行われる。主催は一般社団法人リコネクト(安曇野市穂高)。
同法人が運営するオンラインショップ「塩の道 信州・暮らしと道具」で扱う事業者や、飲食や雑貨の店舗、合わせて11店が参加。焼き菓子やドライフラワー、食器、ガラス製品などを販売する。キャンドル作りや、木工スプーンの仕上げ工程を行うワークショップもある。
同法人は2021年、地域ブランド育成事業の一環でウェブマガジン「塩の道」を立ち上げた。事業者にフォーカスを当て、松本・安曇野エリアで、暮らしを支える良質な物作りをする人たちを取材。自然栽培を行う農家や、無農薬の野菜を販売する店などを紹介してきた。昨年、オンラインショップも開設。取材した事業者が手がける商品をはじめ、フードや衣類の販売を始めた。
「塩の道」として対面でイベントを開催するのは初めて。同法人の村上絢子さんは「事業者さんから『リアルで商品を見てもらえたら』という声があり、企画した」と話す。6月ごろから出店者を集めるなど準備を進めてきたという。「これもきっかけに活動や存在を知ってもらいたい。直接手に取り、作り手のこだわりを感じてもらえれば」とも。
開催時間は10時~16時。