皮から手作りする蒸し点心を中心に提供する「スチームダイニングSEIRO」(松本市里山辺、TEL 0263-50-6864)が8月4日、オープンした。
5月末に閉店した「CUE cafe」の店舗を居抜きで使う。店内は木目を基調にした明るい雰囲気。店舗面積は約15坪で、テーブルとカウンター合わせて18席を設ける。
メニューは「蒸し鶏葱(ねぎ)ソース」「スペアリブトウチソース」(以上660円)、「蓮(はす)の葉包みおこわ」(550円)、「豆乳杏仁(あんにん)豆腐」(440円)など、前菜からデザートまで用意。ランチ(1,400円)は数量限定で、単品でも提供する「肉焼売(シューマイ)」「小籠包(ショウロンポウ)」など3種類の点心に、水ギョーザ、ご飯、スープ、サラダ、ザーサイを付ける。ドリンクは、ハイボールやレモンサワー(以上440円)、りんごジュース(330円)など9種類。
店主の清藤修三さんは松本市出身。東京の調理専門校を卒業後は横浜のホテルで働き、2017(平成29)年にUターンして市内のホテルに勤務。点心をはじめ、前菜や鍋などを担当し、中華料理の腕を磨いてきた。
「これまでの経験や技術を生かしたい」と、開業を決意。生地作りから出来上がりまでの工程が多く、技術の差が出やすいと考えていた蒸し点心をメインの料理に選んだ。清藤さんは「自分の実力を出し、地元の方に本格的な味を提供したいと思った」と話す。
7月中旬にプレオープンし、すでにリピーター客もいるという。「お客さんの方から『おいしかった』と言ってもらえる料理を目指したい」とも。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~20時。月曜と、水曜の夜定休。