松本市浅間温泉の観光協会や旅館、飲食店などでつくる浅間温泉観光地再生協議会は3月26日、飲食店や温泉宿、散歩コースなどを地図で紹介するサイト「アサマップ」を公開した。
サイトは県の温泉地・スキー場地区再生モデル事業の指定を受け、県と市の補助を受けて行う事業の一環。市の観光公式サイトを運営する市民グループ「新まつもと物語プロジェクト」に依頼し制作した。
「食べ歩き」「お勧めの宿」「お茶とお散歩」「外湯と祭り」「文学文化財」「ハイキング、自転車コース」「日常生活」の7つのテーマに分けて、それぞれをイラストの地図などで紹介。「食べ歩き」では、地図上に表示された飲食店19店舗の間を、キャラクターが移動している。各店名などのポイントをクリックすると、それぞれの紹介ページが表示される。
サイトに掲載されている見どころ、施設などの写真や紹介文は各施設提供のもののほかに、同プロジェクトのスタッフが実際に浅間温泉をくまなく回って楽しみ方などをまとめたもので、訪問者の目線からの紹介も加えている。
同協議会事務局の二木伸次さんは「このサイトは実際にボランティアスタッフが歩いて集めた情報や写真が盛りだくさん。利用者の生の声や足で探したスポットなども地図でわかりやすく載せているので、ぜひ多くの方に活用してもらって、実際に浅間へ来て楽しんでほしい」と話す。