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松本・平田東の複合施設に「アコガレットカフェ」 店舗設計事務所が運営

店内はゆったりと落ち着いた空間

店内はゆったりと落ち着いた空間

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 ガレットやクレープをメインに提供する「Acogalette(アコガレット)cafe」(TEL 0263-50-4372)が松本・平田の複合施設「MARUQ BASE」(松本市平田東1)1階に7月26日、オープンした。

倉庫を改装した店舗

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 運営は店舗設計事務所「ワークスゼロ」(下諏訪町)。同社の松本オフィスが同施設の2階にあり、1階の倉庫だったスペースを改装。店内はテーマカラーのラベンダー色をアクセントに、明るくゆったりとした空間に仕上げた。店舗面積は約30坪、席数は32席。

 ランチタイムは、信州産そば粉を使ったガレットをセットメニュー(スープとドリンク付き、1,650円)で提供。現在は「チキンとアボカドのガレット」と「フレッシュトマトとタラモのガレット」の2種類から選べる。

 カフェタイムはバニラアイスを添えたクレープを用意。「キャラメルサレ」(770円)、「チョコバナナ」(830円)、「ベリーコンポート」(880円)があり、ランチタイムにはミニサイズ(350円~)をセットに追加できる。ドリンクは、ブレンドコーヒー(450円)、カフェラテ(490円)のほか、抹茶ラテ(510円)、ブルーソーダー(450円)などもある。

 同社は、「ながのをデザインで継(つ)なぐ」を掲げ、県内各地を中心に店舗デザイン・設計・施工をトータルサポートしている。昨年10月、社内でブランディングチームを発足。5月に松本駅前で「〇(まる)マルシェ」を初開催した。同社デザイン事業部の小松咲子さんは「店舗デザインという私たちの強みを生かして、地域を盛り上げるために何ができるか、チームで考えている」と話す。以前、1階に入っていたカフェ「アルティメットコーヒーブリュワーズ」が閉店することを知り、飲食店運営に挑戦することに。これまでの施工主に運営ノウハウを教わり、グラフィックなど社員の得意なことを生かしながら協力して準備を進めてきた。

 メインターゲットは女性で、コンセプトは「憧れを叶(かな)え、日々を彩る。」。同社ブランド推進事業部の武者彩可さんは「メニューも女性を意識して、ヘルシーで見た目も楽しめるガレットとクレープをメインに決めた」と振り返る。店名は「憧れ」をもじった造語。武者さん自身も店に立ち、「おいしいという言葉はもちろん、空間に目を向けてもらうことも多くてうれしい」と笑顔を見せる。

 今後は、店内でイベントも行いたいという。「店舗デザインでも、大切にしているのは人や雰囲気。カフェでも実践できれば」と武者さん。小松さんは「今後は松本以外でもさまざまな企画を展開して、魅力的な町づくりに貢献していきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~16時30分(ラストオーダー)。水曜定休(8月28日~31日は夏季休業)。

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