地酒の試飲イベント「松本平の地酒を味わう会」が4月8日、信毎メディアガーデン(松本市中央2)で行われる。主催は松本地酒振興協同組合。
松本地域にある9つの酒蔵が吟醸酒や生酒などを提供する。出展は、深志鶴(奥澤商会)、善哉(善哉酒造)、岩波(岩波酒造)、笹の誉(笹井酒造)、大信州(大信州酒造)、アルプス正宗(亀田屋酒造店)、高波(丸永酒造場)、美寿々(美寿々酒造)、酔園(EH酒造)。
当日は2部制で、定員は各100人。受け付けで参加証シールを貼った試飲カップを受け取り、各酒蔵のブースを回る。猪口(ちょこ)で飲みたい人には販売(300円、各12個限定)するほか、「マイ猪口」を持参したい人は事前にメール申し込みで対応する。
同組合では、2009(平成21)年から地酒の飲み歩きイベントを花時計公園など野外で開いてきた。新型コロナの影響で中止して以降、3年ぶりの開催。企画段階では状況が見えなかったこともあり、会場を屋内にして定員を設けることにして、名称も変更した。同組合担当者は「新酒を中心に各蔵の味が楽しめるのは変わらない。酒蔵の皆さんも、お客さんと再会できるのを心待ちにしている」と話す。
前売り券は市内の小売り酒販店4店で取り扱う。その中の一つ、相澤酒店(中央1)の相澤節子さんは「毎年、遠方から足を運ぶというファンも多いイベント。久しぶりの開催なので、多くの人に参加してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は、1部=14時~16時、2部=16時30分~18時30分。料金は、前売り=2,000円、当日=2,500円(前売りが完売の場合当日販売はなし)。前売り券は中島酒店、米田屋、三代澤酒店でも扱う。問い合わせは同組合(TEL 0263-24-3606)まで。