サンドイッチ店「SAND IN（サンドイン）」（松本市中央3、TEL 0263-87-7014）が松本・中町通り近くにオープンして1カ月が過ぎた。

「食べやすさを意識した」というサンドイッチ

　店舗面積は約9坪。イートインスペースとして4席を設ける。外観は赤色の扉と屋根で目を引くようにし、店内は白を基調にしてシンプルかつ明るい雰囲気に仕上げた。

　毎朝手作りするサンドイッチは6種類。「たまごサンド」「ツナサンド」「ハムちーずレタスサンド」（以上350円）、「てりやきチキンサンド」（380円）の食事系と、「いちごサンド」「バナナチョコサンド」（以上440円）のフルーツ系を用意する。店主の横内さんは「食パンは耳までおいしく食べられるものを選んだ。具の量は食べやすさを意識して試しながら決めた」と話す。

　ドリンクは、コーヒー、コーラ、ウーロン茶（以上250円）、「いちごミルク」「バナナミルク」（以上300円）のほか、ノンアルコールの「カシスオレンジ」（300円）を提供。サイドメニューとして「カップサラダ」（280円）もある。

　横内さんは安曇野市出身。アミューズメント施設に勤務したり、建設業に従事したりしていたが「ずっと飲食業に興味があり、いつかはと思っていた」と振り返る。サンドイッチが好きだったこともあり、いろいろな店のものを食べ比べて研究。飲食店を営む知人にアドバイスをもらいつつ、昨年11月ごろから本格的に準備を始めた。

　1人で作っているため数が限られ、オープン直後は昼前に売り切れてしまう日が続いた。「予想外のことで驚きもあったが、とてもありがたい」と横内さん。今後は、季節の食材を使ったメニューも増やしていきたいという。「今はスタンダードなものだが、旬のものも出していければ。地域の皆さんに愛される店にしていきたい」と意気込む。

　営業時間は11時～（売り切れ次第終了）。月曜・火曜定休。