洋食店「深夜洋食 羽」（松本市本庄1、TEL 0263-75-0920）が松本・本庄の相澤病院近くに3月9日、オープンした。

　店舗面積は約8坪、席数はカウンター5席とテーブル6席。以前は居酒屋で、小上がりとして使っていたスペースを改装してテーブル席にした。飲食店や美容院などサービス業に従事する人や、近くの病院に勤める人が仕事終わりに立ち寄れるようにと、営業は21時開始。店名はドラマ「深夜食堂」をヒントに付けたという。

　メニューは「ハンバーグ」（700円）、「エビフライ」（1本540円）、「クリームコロッケ」（1個490円）など単品のほか、組み合わせた「ハンバーグとクリームコロッケ」（1,000円）、「ハンバーグとエビフライ」（1,100円）など。ご飯とコンソメスープ（300円）を付けてセットにもできる。

　ほかに、生クリームは使わず、卵とチーズで仕上げる「カルボナーラ」（950円）などパスタ類や、デミグラスソースをかけた「オムライス」（1,200円）、「チキンマカロニグラタン」（1,100円）、「牛タンシチュー」（2,750円）なども用意。「自家製ピクルス」（460円）や「なすのチーズ焼き」（550円）、「揚げピザ・生ハムのせ」（780円）などサイドメニューもある。アルコールは生ビールやレモンサワー、日本酒、焼酎などをそろえ、ワインはグラス（580円）、デキャンタ（1,500円）、ボトル（2,000円～）で提供する。

　シェフの赤羽正行さんは20歳から13年間、レストランチェーンに勤務。その後、県外に出たり、飲食業から離れたりした時期もあったが、再び腕を振るうことにした。「自分自身も、仕事が終わって帰宅するときに、こういう店があったらいいなとずっと思っていた」と振り返る。オープン後は、近くの同業者も足を運んでくれているという。「仲間の存在が本当にありがたい。食事はもちろん、お酒も楽しめるので、気軽に立ち寄ってもらえれば」と話す。

　営業時間は21時～翌4時。水曜定休。