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安曇野に定食店「GOHANYA灯」 明科のシェアキッチンから独立、親しまれる店に

カウンター、テーブル、小上がりと幅広い客層が利用しやすい店内

カウンター、テーブル、小上がりと幅広い客層が利用しやすい店内

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 定食を中心に提供する「GOHANYA灯(あかり)」(安曇野市穂高柏原、TEL 090-6543-2874)がJR柏矢町駅近くに1月20日、オープンした。

蔵造りの建物内にある

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 場所は「CAFE紬(つむぎ)」の跡。店舗面積は約12坪で、席数はカウンター、テーブル、小上がりで20席。等々力貴行さん・ちあきさんが夫婦で切り盛りする。

 「外食で健康になる」を意識して、地元の旬の野菜を豊富に使った定食を中心に提供する。米は県内産の「つきあかり」で、大粒でもっちりとした食感が特徴。みそは、貴行さんがセレクトしたものを数種類ブレンドしている。ロースかヒレを選べる「トンカツ定食」(1,540円)や、ミックスフライとオリジナルソースで作る「ソースカツ丼」(1,430円)のほか、ボリューム感のあるサラダや3種類の総菜をメインにしたセットも。メニューは月替わりの予定で、現在は「カキフライ定食」(1,870円)もある。

 デザートメニューは、「チーズケーキプレート」や「アップルパイプレート」のほか、そば粉を使った「フルーツガレット」(以上550円)も。ドリンクはコーヒーや紅茶(以上440円)のほか、クラフトビールなども用意する。

 貴行さんは20年ほど飲食業に従事。独立を目指して動き始めたが、新型コロナ禍に見舞われた。そんな中、空き家を改修したシェアスペース「龍門渕テラス」(明科中川手)の準備を進めていたスタッフから、シェアキッチンの利用を持ち掛けられた。「開業を諦めかけていたときにちょうどお声掛けいただき、まずはやってみようと思った」とちあきさん。昨年7月に同シェアスペースがオープンし、定食や弁当を提供。「地域の皆さんが温かく、つながりの大切さをあらためて感じた」と振り返る。

 知人を通じて同物件を紹介され、移転を決意。「2人でやるにはちょうどいい広さ。小上がりもあるので幅広い客層に利用してもらえると感じた」とちあきさん。12月末にはシェアキッチンでの営業を終え、本格的な準備を始めた。「『龍門渕テラス』での経験があったから頑張ろうと思える。この店も、皆さんに親しまれる、アットホームな雰囲気にしていきたい」とも。

 営業時間は11時~20時。日曜・月曜定休。

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