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松本市と信大生が「若松プロジェクト」 協働で若い世代への情報発信強化

決まったロゴを披露するメンバー

決まったロゴを披露するメンバー

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 松本市と信州大学(松本市旭3)の学生が協働し、若者らに情報発信する「若松プロジェクト」がさまざまな取り組みを行っている。

ミーティングの様子

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 現在、同大の1~3年生15人ほどがメンバーとして活動。週1ペースで、広報活動や今後の企画について話し合うミーティングを、市職員を交えて開いている。

 1月19日には約10人が集まった。まずは、以前から検討していた同プロジェクトのロゴについて発表。ロゴは、「若」のWと「松」のMを組み合わせて、松のイラストをあしらった案を採用した。今後はSNSのアイコンなどにも使っていくという。

 来月以降に公開予定の、臥雲(がうん)義尚松本市長との対談動画についても内容を検討。「自分たち、学生に求められていることは何か」「全てを決めて台本通りに進めるのも、堅苦しくなりすぎて見てもらえないかもしれない」などの声が上がった。

 プロジェクトは昨年11月末にスタート。市が若い世代への発信力強化を目指して、同大教職支援センターの荒井英治郎准教授に相談し、メンバーを募ってもらったという。市総合戦略局の上角友記さんは「学生の皆さんの発想を生かしながら、一緒に取り組みたいと思って相談した。想像した以上に前向きな意見が多く、今後どのように活動を広げていけるか楽しみ」と話す。

 先月は、「松本ウィンターフェスティバル」のPRを兼ねて松本城公園でブースを出展し、SNSのフォロワーにホットココアを進呈。現在は、「パルコde美術館」などのイベントの様子や、地元の飲食店をSNSで紹介している。代表の同大人文学部3年・杉本光さんは「自分たちのような若い世代に、どのように情報を届けていけるか試行錯誤しながら進めている。期待も寄せてもらっているので、応えていきたい」と意気込む。

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