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松本・城東にフレンチレストラン「MIYABI」 昼はカフェ、夜は多彩なメニュー提供

外観はシンプルな印象に。「フランス料理をもっと知ってもらいたい」とオーナーシェフの塩澤さん

外観はシンプルな印象に。「フランス料理をもっと知ってもらいたい」とオーナーシェフの塩澤さん

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 フレンチレストラン「MIYABI cafe&dining」(松本市城東2、TEL 0263-75-0404)が1月5日、松本・城東にオープンした。

店内の様子

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 店舗面積は17坪。店内は白と黒を基調に、木目調のテーブルやブラウンの椅子を配置。壁にはオーナーシェフの塩澤晃太さんが描いたフランスを連想させるチョークイラストや、カラフルな抽象画を飾り、カジュアルな空間に仕上げた。「フランス料理は、まだ気軽に外食する際の候補になりづらいと思う。昼はカフェとして営業し、夜はコース料理をなくすことで敷居を下げ、来店しやすい店を目指した」と塩澤さん。席数はテーブルとカウンター合わせて17席。

 昼はホットサンドとパスタの2種類のランチを提供。2週間ごとにメニューを変え、セットにはサラダとポタージュを付ける。デザートは、季節やイベントに合わせた手作りのものを用意する。

 ディナーはアラカルトで、「国産牛ほほ赤ワイン煮込み」(1,950円)、「魚介のブイヤベース」(1,300円)、「アミューズセット」(980円)、「海老(えび)とあさりのピラフ」(780円)など、およそ40種類。いい食材を仕入れた時に作るという「今日のおすすめメニュー」も提供する。ドリンクは昼と夜共通で、ソフトドリンクからビールやワインなどのアルコール類まで幅広くそろえる。

 塩澤さんは大学在学中に、飲食店でアルバイトをしながら調理師免許を取得。その後は、結婚式場などでフランス料理の腕を磨いてきた。本格的に開業を考え始めたのは2年ほど前で、新型コロナの影響が大きかったという。「結婚式場の利用者が減る中、『自分の作ったものを誰かに食べてもらいたい』という気持ちが強いことを再認識した」と振り返る。

 店名と、鶴と三日月をモチーフにしたロゴマークは、飯田市にある塩澤さんの実家のブライダルサロンと同じもの。「結婚式場で働いていた自分と実家の店、どちらも婚礼に縁がある。自分は料理の道に進んだが、名前とマークだけでも引き継ぎたいと思った」。平日は女性客やカップル、働いている人の利用も多いという。「フランス料理への恩返しも込めて、フレンチをもっと広めていきたい。松本をもっとにぎやかな場所にしていきたい」とも。

 営業時間は、11時~14時30分、17時~21時。水曜定休。

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