国宝松本城をはじめ、市内中心市街地を光で彩る「松本ウィンターフェスティバル2021~2022」が12月1日にスタートする。
国宝松本城周辺では、「松本ウィンターフェスティバル2021~2022」(さわやか信州松本フェスティバル組織委員会主催)を開催。松本城では初となるレーザーマッピング「松本城~氷晶きらめく水鏡~」を行う。期間中は、松本城公園から千歳橋までの間もイルミネーションが点灯。来年1月21日~23日は2年ぶりの開催となる「国宝松本城氷彫フェスティバル」も予定する。
23日には、レーザーマッピングなどが報道向けに先行公開された。青い水泡が湧き上がる「現在」、赤い線が駆け巡る「過去」、幾重もの光でカラフルに彩る「未来」の3つをテーマに、音楽と光で演出。堀の水面にも光が映り、幻想的な空間が広がった。市観光プロモーション課は「寒い時期、光で街を盛り上げていければ」とする。
同フェスティバルに合わせて、市内の商店街と大型商業施設も連携して、「城下町へ灯(とも)るAKARI(あかり)キャンペーン~松本ウィンター観光キャンペーン~」を実施。官民一体となり、経済の活性化と冬の観光シーズンに向けて、消費活性化と回遊性の向上を目指す。
松本パルコ(松本市中央1)は、6メートルのイルミモニュメントツリーを設置し23日から点灯。松本城でのイルミネーションに合わせて、カラーは青色にした。伊藤智人店長は「街全体の一体感を演出した。松本駅から松本城まで、街歩きを楽しんでほしい」と話す。信毎メディアガーデン(中央2)は、壁面ルーバーをLED投光器で青色にし、広場地面にはプレゼントをイメージした映像を投射する(12月1日~)。
点灯期間はいずれも来年2月28日まで。