台湾カステラ専門店「台湾甜品(てんぴん)屋 王様のスイーツ」(松本市中央2、TEL 0263-31-0196)が松本駅近くに7月13日、オープンした。
王滝(笹賀)がオリジナルブランドとして展開。1月から休業している「ドラゴン大飯店」の店舗を使い、秋ごろまで期間限定で営業する。席数は30席で、テークアウトにも対応する。
台湾カステラは、スフレケーキのようなフワフワした食感が特徴。「プレーン」(880円)と中に生クリームを挟んだ「たっぷり生クリーム」(1,100円)の2種類を提供する。卵は風沢舎(神林)の「ノニタマゴ」を使用。卵黄、牛乳、小麦粉に、卵白で作ったメレンゲを混ぜて、店内でじっくりと焼き上げる。ほかに、カップ入りで気軽に食べられる一口サイズの「王様のつまみぐいカステラ」(390円~)も。
味付けされた氷を薄く削ってホイップをのせた「台湾新かき氷」は、「マンゴー!マンゴー!マンゴー!」(880円)などフルーツが入ったものや、「黒みつタピオカミルクティー」(820円)など5種類を用意する。同社の永瀬篤専務は「実際に台湾で食べて、日本でも提供したいと思った。台湾スイーツのおいしさを知ってもらえれば」と話す。
同社はグループ会社が台湾にあり、以前から台湾バルなども運営。新型コロナウイルスの影響で休業している店舗を活用して、持ち帰りもできるスイーツの扱いを始めることにした。「松本で台湾カステラを食べられるところは他にはないと思う。今後はフレーバー入りのものも作っていきたい」と永瀬さん。焼くのに1時間以上かかり、1日に販売できる数が限られるので、「電話予約が確実」とも。
営業時間は11時~19時。月曜定休。