イタリアンカフェ「ジラソーレカフェ」が、井上百貨店本店(松本市深志2)2階にオープンして1カ月が過ぎた。
ガラス張りの店内は、窓に向かってカウンターを新設して電源コンセントを用意。壁は木目調にして、落ち着いた雰囲気に仕上げた。席数はカウンター、テーブル合わせて34席。
メニューは、「サーモンのブッタネスカソースのスパゲティ」(1,100円)や「しらすとレタスのペペロンチーノ」(1,155円)などパスタのほか、「フレンチトースト ベーコン&ソーセージ」(880円)などを提供する。ランチタイム(11時~15時)は、ドリンク・ミニサラダ付きのAセット(385円追加)やミニサラダ付きのBセット(198円追加)にもできる。「イタリアンサラダ」(770円)、「手作りソーセージ3種盛り」(869円)などサイドメニューや、「自家製パンナコッタ」(660円)、「銀箔銀箔(ぎんぱく)をまとったガトーショコラ」(748円)などのデザートも。
ドリンクは、エスプレッソの本場イタリアで、120年以上の伝統を誇る「LAVAZZA(ラバッツァ)」のコーヒー(440円)や、カフェラテ(495円)などを用意。松本ブルワリーをはじめ、クラフトビール各種(835円)、レモンサワー(583円)、ハイボール(660円)などアルコールもそろえる。店長の鈴木星矢さんは「パンなどは地元の名店のものを使っている。ランチはもちろん、お茶や軽く一杯にも活用してもらえれば」と話す。
「ジラソーレ」は、2001(平成13)年9月に開業。松本駅前の店舗で17年半営業し、2年前に巾上に移転した。「カフェ」は本店よりもカジュアルなイタリアンと位置付ける。4月26日には、アイシティ21(東筑摩郡山形村)にも「カフェ」を出店。現在は、MIDORI松本店(深志1)4階の「canpo di girasole (カンポ ディ ジラソーレ)」と合わせて4店舗を展開する。昨夏には、ミールキット「信州おうちGaレストラン」を井上(深志2)と共同開発。井上博文常務は「ランチのニーズが高いこともあり、カジュアルにイタリアンを楽しめればと思いお声掛けした」と振り返る。
「カフェ」2店舗は、メニューは共通だが、アイシティはファミリー層を意識して、ピザも提供する。「本店は百貨店ならではの優雅な時間の流れを感じ、アイシティは家族連れが中心でにぎやか。それぞれの特徴を生かした店づくりをしていきたい」と鈴木店長。
営業時間は10時~18時30分。