見る・遊ぶ

松本城で開花宣言 2年連続で観測史上最速を更新

本丸庭園内の様子

本丸庭園内の様子

  • 413

  •  

 松本市が3月26日、ソメイヨシノの開花を発表した。

開花宣言の様子

[広告]

 10時、松本城管理事務所が設定した松本城外堀北側にある「標本木」で開花を確認。同事務所所長の米山順一さんが開花宣言をした。

 26日の開花は、1953(昭和28)年の観測開始以来、最も早い。昨年よりは2日早く、2年連続で最速の更新となった。

 開花宣言は、標本木とその周辺の桜木が5~6輪、しっかりと花が開いていることを確認して行う。今週前半は暖かく、順調につぼみが膨らんだが、昨日は冷え込みいったん止まった。今朝は暖かく、標本木のつぼみも開いたという。

 外堀など周辺は咲き始めの状態。本丸庭園内のシダレザクラやヤエザクラ、ヒガンザクラも今週に入って開花し、現在は二分~五分咲きほど。今年は梅の開花も早かったという。「これまでで一番早い開花ということで、私自身何かワクワクした気持ちだった。明るい桜を見てもらって、心も明るくなれば」と米山さん。

 恒例の「夜桜会」は4月3日~10日の8日間開催。本丸庭園の無料開放は17時30分~21時。演奏や茶席、花見団子の販売などは行わない。松本城外堀沿いの桜並木と女鳥羽川の千歳橋から女鳥羽橋までの左岸をライトアップする「国宝松本城桜並木光の回廊」は、29日~4月5日の18時30分~21時(金曜・土曜は22時まで)。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース