全国各地のパンを販売する「パンのフェスのお店」松本店(松本市中央1、TEL 0263-87-6605)が2月12日、松本駅近くの公園通り沿いにオープンした。
月替わりで全国各地のパンが並ぶ。現在は、アンテンドゥ、代官山シェ・リュイ、ブーランジェリーアツシ(以上、東京都)、カノムパン(神奈川県)、コーナーポケット(山梨県)、菱田ベーカリー(高知県)、伊豆高原フロマージュパン専門店Marble Coco.(静岡県)、ベーカリー ペニーレイン(栃木県)、パン工房ぐるぐる(茨城県)。店長の櫻井智子さんは「松本にいながら、全国各地の多彩なパンが購入できる。『現地でもなかなか手に入らなかったものが買えた』と喜んでくださるお客さまも多い」と話す。
地元店とのコラボ企画にも力を入れ、第1弾として「大信州酒造」(島立)の地酒を使って、北海道・十勝のパン店「満寿屋商店」が製造した「大信州香る 十勝あんぱん」を販売(現在は終了)。今後も企画を展開していきたいという。店内には、スタッフが手書きした出店している店の情報やパンを説明したPOPをディスプレー。パンは、新型コロナウイルス対策として、現在は個別包装をしている。
「パンのフェス」は、「パンシェルジュ検定」を運営する日本出版販売(東京都千代田区)とぴあ(渋谷区)が主催し2016(平成28)年、横浜赤レンガ倉庫イベント広場で初開催。3日間で12万人以上が訪れる人気イベントとなり、全国各地でも展開している。同イベントをコンセプトとした「リアル店舗」を検討する中で、1号店として松本での出店が実現した。今後は各地への出店も予定しているという。
オープンして3週間。現在は10時から整理券を配布し、11時~12時は整理券分で対応している。「おかげさまで、昼過ぎにはほぼ完売という日も多い。今後も各地のパン店の商品が登場するので、楽しみにしてもらえれば」と櫻井さん。
営業時間は11時~(売り切れ次第終了)。