松本市は、来年4月に導入予定の「松本市パートナーシップ宣誓制度」で交付するパートナーシップ宣誓書受領証と受領カードの背景デザインを現在、募集している。
現在、市が総合計画で掲げる「一人ひとりが輝き大切にされるまち」の実現を目指すもの。対象は、一方または双方が性的マイノリティーのカップルで、少なくともいずれか一方が市内在住、または転入を予定している必要がある。宣誓は事前予約制で、職員の前で2人そろって宣誓書に記入。その後、受領証と受領カードを交付する。
募集するデザインは、受領証と受領カードの背景で、松本市をイメージできるような親しみのあるもの、多様な性の在り方への理解につながるもの。白黒でも使用できるように考慮する。誰でも何点でも応募できるが、応募用紙は1枚につき1作品。提出は、持参、郵送、メールで受け付ける。締め切りは来年1月29日17時15分必着。結果は2月中旬発表予定。市総務部人権・男女共生課担当者は「多様性を尊重し、理解を深めるきっかけになれば。愛着が持てるようなものを寄せてほしい」と話す。
証明を受けた同性カップルに対する行政サービスの内容は検討中で、パブリックコメントを実施。来年1月22日まで、市民から意見を募っている。今後は、動画やリーフレットを制作して周知に努める。
問い合わせは市総務部人権・男女共生課(TEL 0263-39-1105)まで。