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松本のギャラリーで「星耕硝子展」 これからの季節を彩るガラス作品340点

脚付きのグラスは色、形、サイズも多彩に展開

脚付きのグラスは色、形、サイズも多彩に展開

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 秋田県大仙市のガラス工房「星耕硝子(せいこうがらす)」の展示「星耕硝子展」が現在、松本の「faber LABORATORIO(ラボラトリオ)」(松本市大手1、TEL 0263-88-7706)で開催されている。

落ち着いた色合いのグラスやボトル

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 グラスや小鉢、皿、ピッチャーなどの食器を中心に花器やキャンドルフォルダーなど合わせて約340点を展示する。ぽってりとした厚みのある作品は、透明なもの以外にも、青、緑、紫など色が付いているものも多い。吹きガラスならではの丸みを帯びたフォルムや、波を打ったような表面など、温かみを感じる作品が並ぶ。同ギャラリーの岩本真由子さんは「飲み物を入れると光り具合がきれいに見えたり、窓際に飾ると明るいときと暗いときで表情が変わったりして、いろいろと楽しめる」と話す。

 グラスはシンプルなものから、底が丸いもの、タンブラーのほか、脚付きのものまで多彩に展開。脚付きのグラスは、クリスマスや年末年始を意識して多めに用意した。花のようなクリスマスオーナメントは、同展に合わせて制作。色ガラスを使ったキャンドルフォルダーもクリスマスムードを演出する。

 「星耕硝子」を営む伊藤嘉輝さんは、能登島ガラス工房(石川県)で吹きガラスを学び、岩手県の体験工房やガラス工房に勤務。1999(平成11)年に独立した後、2003(平成15)年に妻・亜紀さんの実家がある秋田県に移転し、制作活動を続けている。

 「キラキラした華やかさだけではなく、丈夫で日常的に使えて、手仕事のぬくもりを感じられるところも魅力」と岩本さん。これからの時期に合わせて、ガラスを紹介する展示を企画したという。「今年は外に出掛けず家で過ごすという人も多いと思う。部屋に彩りを添えるアイテムを見つけに来てもらえれば」とも。

 価格は、グラス、小鉢=2,000円~、クリスマスオーナメント=1,500円~など。営業時間は11時~18時。火曜定休。12月7日まで。

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