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塩尻・チロルの森が閉園「ありがとうイベント」 アルパカなど動物たちのお見送りも

「お見送り」の予行練習をするスタッフとヒツジ

「お見送り」の予行練習をするスタッフとヒツジ

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 11月29日の営業を最後に閉園する「信州塩尻農業公園チロルの森」(塩尻市北小野相吉)が現在、「ありがとうイベント」を開催している。

メッセージボードには「21年間ありがとう」の文字が

 「チロルの森」は、1999(平成11)年開園。オーストリア・チロル地方をモチーフとした総合テーマパークとして長く親しまれてきた。園内では、アルパカやヤギ、ウサギなどの動物と触れ合うことができ、木製アスレチックやゴーカートのほか、本場の製造方法を基に作った自家製のビールやソーセージ、アイスクリームも人気を集めていた。

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 レジャーの多様化で来場者が減少する中、今年は例年来場者が多い4月、5月に臨時休業せざるを得なくなるなど、新型コロナウイルスの影響が追い打ちをかけた。9月下旬に閉園を発表。SNS上では、なくなることを惜しんだり、思い出を振り返ったりする声が多く上がっているほか、「久しぶりに訪れた」という投稿も見られる。

 「ありがとうイベント」は11月1日からスタート。動物ふれあい広場に設置した動物へのメッセージを書き込めるボードにあるキーワードを集めて参加する「アニマルメッセージラリー」や、フォトプロップスやバックパネルを用意する「スペシャルフォトスポット」、23日には「ジャグリング・ナガノ」、28日には「Mr.ポテトのバルーンショー」のパフォーマンスを行う。21日~23日、28日、29日の5日間は動物たちが入場ゲートで来園者を見送る。

 同園の平谷里美さんは「閉園の発表後、来場者は約4倍。遊具に行列ができたり、レストランに待ち時間が発生したりしている」と話す。ビールなど自社製品は一部を残してほぼ完売。動物は運営会社の別施設に移す方向で調整を進めている。

 自由に書き込めるようにと設置した大型のメッセージボードには、多くの人が思いを寄せる。スタッフから来場者へのメッセージをつづったボードも準備しているという。「自然の中を歩く分には、あまり密にはならないと思うので、閉園前に足を運んでもらえれば」とも。

 営業時間は10時~16時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。火曜~木曜定休。入園料は大人(中学生以上)=1,000円、子ども=600円、65歳以上・3歳以下は無料。

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