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松本に全国のあめが集結「あめさんぽ」 9月6日の「飴の日」に合わせて

チラシやポスター、「松本あむ蔵べ」を手にPRするプロジェクトの3人

チラシやポスター、「松本あむ蔵べ」を手にPRするプロジェクトの3人

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 松本市内の老舗あめ店が展開する「松本飴(あめ)プロジェクト」が、9月6日の「飴の日」に合わせて、全国各地のあめを楽しめるイベント「松本あめさんぽ」を5日・6日に開催する。

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 「山屋御飴所」(松本市大手2)、「飯田屋飴店」(同)、「新橋屋飴店」(新橋3)の3店舗が2018(平成30)年6月にプロジェクトを発足。商品開発や、イベントでコラボ商品を販売するなどの活動を行ってきた。「日本書紀」にあめを作って奉納したという記述があり、その日と推定される9月6日を記念日として申請し、昨年認定された。

 同イベントは、昨年に続いて2回目。全国24社から集まった約50種類以上のあめを、市内18カ所の「ぶらりスポット」で販売する。スタンプラリー企画も実施。16マスのビンゴシートを用意し、3列のビンゴと1カ所以上の買い物で、プロジェクトのキャラクター「あめ太」や、今年のイベントのキャラクター「あめっくす」を描いた缶バッジを進呈する。

 「ぶらりスポット」には、信州大学付属中学校やエクセラン高校の生徒があめをテーマに描いたポスターも掲示する。プロジェクトでは、付属中の生徒らとオリジナルのあめを開発する予定だったが、コロナ禍で今年は断念した。「山屋御飴所」代表の太田喜久さんは「皆、『松本をあめの街にしたい』といろいろ考えてくれていた。いつか実現できれば」と話す。

 プロジェクトを運営する3店は、「飴の日」に合わせた特別セット商品「松本あめ蔵べ」も用意。各店の定番商品が入った蔵の形のようなボックスを3つセットにした。価格は1,620円で、100個限定。3店のほか、井上本店とアイシティ21で扱う。

 「飴の日」をきっかけに、全国各地のあめ店との交流が深まったという。「あめ文化の発信を続けたい」と、コロナ禍でも安心して楽しんでもらえるような方法を検討。内容を見直し、今回は室内ではなく屋外で楽しめるスタンプラリーをメインに実施することに決めた。「各店舗、コロナ対策をして営業しているので、それに従いながら楽しんでもらえれば」と太田さん。

 開催時間は10時~16時。スタンプラリーの台紙は各店で入手できる。

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