ラーメン店「白(びゃく)」(松本市宮渕1、TEL 0263-88-7740)が7月15日、松本・宮渕のウエディング施設「ヴィラ・デ・マリアージュ松本」向かいにオープンした。
店舗面積は約10坪。席数はカウンターとテーブル合わせて14席。以前ラーメン店だった物件を居抜きで使い、店内は白を基調にしたカフェのような雰囲気を生かした。券売機で食券を購入して注文する。
ラーメンは「しょう油とんこつラーメン」「塩とんこつラーメン」(以上750円)の2種類。クリーミーで臭みのないスープが特徴で、食材は地元のものを中心に使う。麺は太麺と細麺のいずれか、湯で加減や脂の量、スープの濃さを選べる。代表の松井史樹さんは「カスタマイズして、好みの一杯を探してほしい」と話す。ラーメンに味玉とのり追加、半ライスが付くセット(1,000円)や、全てのトッピングをのせた「全部のせ」(1,100円)なども用意する。
「肉汁焼き餃子(ギョーザ)」(450円)や、「もつ煮」(400円)、「枝豆」(300円)など、おつまみメニューにも力を入れる。「ラーメンはもちろん、お酒も一緒に楽しんでもらえれば」と松井さん。
市内の飲食店に勤務していた松井さんが、東京のラーメン店で修業した店長・林慧宏さんと出会い、開業を決意。新型コロナウイルスの影響で、「いろいろと悩んだが、様子を見ていても仕方がないので始めることにした」と松井さん。当初より2カ月ほど遅れてのオープンとなった。
店名は、豚骨スープや店の内装から白色をイメージして付けた。「真っ白なところから始めたいという思いも込めた。地域の皆さんから愛される店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時30分~21時(スープがなくなればいったん終了)。月曜定休。