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松本で子どものためのプログラミング体験「CoderDojo」 教え合いアイデアを形に

親子や兄弟は同じテーブルにし、テーブル間は距離をとった

親子や兄弟は同じテーブルにし、テーブル間は距離をとった

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 子どもを対象にしたプログラミング体験イベント「CoderDojo(コーダー道場)」が、7月4日、松本市のICT拠点施設「33GAKU(サザンガク)」(松本市大手3)で行われた。

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 約10人が参加し、感覚的に構築できるプログラミングソフト「Scratch(スクラッチ)」を使って体験。子どもたちは、「動き」「制御」などのスクリプトのグループからブロックを選んで「動きの台本」を作り、画面上のネコのイラストを動かしていく。少しずつ動きを作りながら、ネコがお化けを打ち落とすシューティングゲームの完成を目指した。

 「CoderDojo」は、子どものためのプログラミング道場。2011(平成23)年にアイルランドで始まり、世界で2000カ所以上、国内200カ所以上で開催されている。

 松本では、2018(平成30)年10月から松本大学(新村)で月1回のペースで開催していたが、新型コロナウイルスの影響で4月から中止。参加人数を半分に減らし、距離を取るなどの対策を行い、会場を変更して再開した。今回は、初参加の子どもが多く、初心者向けの体験を中心に進めたという。代表の濱田康さんは「教室というよりはクラブ活動のような雰囲気で、通ううちに子ども同士で教え合い、どんどん成長していく。何度も来ている子は、自分の好きなものを作っている」と話す。

 濱田さんがイベントを始めたきっかけは、2人の息子が「スクラッチ」を使ってどんどん作っていく様子を見たこと。多くの子どもたちにも体験してほしいと、蟻ヶ崎児童館でプログラミング教室をスタートし、その後「CoderDojo松本」を始めた。同大では学生もメンターとしてサポートしている。「ゲームで遊ぶのと、作るのとでは視野が180度違う。野菜を食べるのと、作るのと同じくらい。ゼロから自分のアイデアを形にしていく面白さを知るきっかけになれば」と濱田さん。

 今後も月に1回開催予定。場所や会場は、フェイスブックやラインで確認できる。

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