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松本市が「市民カエル調査」 スマホで撮影、身近な生き物から環境考える

例年、200件ほどの情報が寄せられるという

例年、200件ほどの情報が寄せられるという

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 松本市は現在、市内のカエルの分布を把握する「市民カエル調査」のために、カエルに関する情報を募っている。

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 市内で撮ったカエルの写真を募集する。写真が撮れなかった場合は、見掛けたカエルの姿や鳴き声の特徴でも可。報告を基に分布図を作り、生息状況を把握する。市のウェブサイトでは、市内で確認されている12種類のカエル一覧を掲載。カエルの鳴き声を再生できるサイトへのリンクも紹介する。

 市民参加型調査は、2015(平成27)年度から実施。毎年、1つの生物を対象とし、カエル、ホタル、セミ、ツバメ、トンボを調査してきた。カエルは2回目で、調査結果は5年前のものと比較検証を行う。

 6月1日から調査を開始。「田んぼの近くで見つけた」「山へ行ったら見掛けた」などの情報が寄せられているという。市環境保全課担当者は「身近な生き物の調査を通じて、新たな発見になれば」と話す。

 メール、郵送、ファクスなどで受け付ける。締め切りは9月30日。問い合わせは同課(TEL 0263-34-3267)まで。

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