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松本のアイテムを詰めた「旅するふるさと便」 地域つなぐきっかけに

「今は旅することが叶わないが、地域と地域をつなぐようなご当地便になれば」と本柳さん

「今は旅することが叶わないが、地域と地域をつなぐようなご当地便になれば」と本柳さん

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 地域のさまざまなアイテムをセットにした「旅するふるさと便 まつもと号」が現在、オンラインストアで販売されている。

 松本のスポットをイメージした「アルプス公園」(3,850円)、「あがたの森」(5,500円)、「女鳥羽川」(6,600円)の3つのボックスを用意。りんごジュースや揚げそばなどの食品や、クラフト作家の作品、松本ゆかりの染色家・柚木沙弥郎さんのふきんのほか、オリジナルアイテムなどをセットにする。湧き水スポットを掲載する「まつもと水巡りマップ」や、松本探訪記録集「masterpiece」が入ったものも。各店主が松本のお薦めを紹介するメッセージシートも付く。「ふるさと便」プロジェクトを立ち上げた本柳寛子さんは、「春夏をテーマに、新緑の松本の心地良い風を感じる『ピクニック』をイメージした」と話す。

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 本柳さんは昨年松本に移住し、書店「栞日」(松本市深志3)のスタッフとして勤務。今年3月、退職して京都に引っ越す予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で動けない状態になった。「新しく場所をつくることは難しい状況だが、今、始められることはないか、松本にいながら自分ができることは何かと考えた」

 旅行好きで、ゴールデンウイークは出掛けることが多かったという本柳さんだが、今年は「ステイホーム」に。その中で、「手紙のように、相手に思いを届けるような、もらった人がお返しをする文化を含めた形」として「ふるさと便」のアイデアが生まれた。市内の店主に声を掛けてアイテムをセレクト。「単にものを売るだけではなく、体験や相互作用の要素をプラスしたかった。松本の空気を共有できる、松本を旅する気分になれるものを選んだ」と本柳さん。ボタニカルアロマデザイナーとして活動する「issou」とは、イメージを話し合って試作を重ね、オリジナルのブレンドティーやルームスプレーを完成させた。

 梱包(こんぽう)用に「HOME TO」という文字をデザインしたラッピングテープも製作した。本柳さんは「このテープがツールとなって、ほかの地域へバトンパスして、この輪が広がっていけば。この企画が、自分の暮らす地域に目を向けたり、ものを贈り合ったりするようなきっかけになれば」と話す。

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