新型コロナウイルス感染拡大の影響で、松本市では3月4日から17日までの間、国宝松本城天守を閉鎖し、市立図書館、美術館、博物館を休館する。
3日、市新型コロナウイルス感染症対策本部の第2回本部会議を開いて決定した。松本城では天守の入場を中止。期間中、本丸庭園を無料開放し、売店は営業する(8時30分~17時、最終入場は16時30分)。2月下旬から、城内を案内するボランティアガイドも活動を休止している。昨年9月に国宝に指定された旧開智学校校舎も休館する。
市立図書館は中央図書館と10の分館、市立博物館は分館を含め開館中の15館が対象。市美術館もレストランを除いて休館する。ほかに、浅間温泉会館(ほっとプラザ浅間)やふれあい山辺館(5日12時から)、乗鞍高原湯けむり館などの温泉施設、ラーラ松本(5日から)なども休館になる。
商業施設は営業時間短縮を行う。井上百貨店本店は10時~18時30分、アイシティ21は10時~19時(以上、5日~15日)。イオンモール松本は11時~20時(3日~15日、イオンスタイルは変更なし)。松本パルコは11時~19時(4日~15日)。
いずれも、休館や営業時間短縮の期間が延長になる場合もある。