アイシティ21(東筑摩郡山形村)内の洋菓子店「5HORN(ファイブホルン)」が1月17日、リニューアルオープンした。
2006(平成18)年にテナント出店し、昨年4月に「5HORN」を運営する五千尺(松本市渚)の直営店になった。同時にこれまで10坪だった店舗に加え、隣接する10坪のスペースで土産物の取り扱いを始めた。
リニューアルでは、売り場のレイアウトを見直し、ケーキや焼き菓子を販売するショーケースをブラウンに変更。サインの色はホイップクリームをイメージした乳白色にしたり、ケースの角には丸みを持たせたりと、高級感や重厚感の中に、親しみやすさも感じられるテイストに仕上げた。デザイン・設計は、昨年「THE PARKLODGE上高地」の客室デザインを手掛けた「STUDIO DOUGHNUTS」(東京都)。
合わせて、隣接するスペースは「松本のおみやげや」として展開。ユニホームも新調した。店長の飯塚梓さんは「お客さまが話し掛けやすいような、親しみやすいものをイメージした」と話す。
ショーケースに並ぶケーキのラインアップをはじめ、焼き菓子やジャムなどギフトアイテムも充実。リニューアル後は、足を止める人も増えたという。「五千尺らしさを追求し、一目で5HORNだと分かるデザイン。存在感が増したと思う」と飯塚さん。「観光客向けのものだけではなく、地元の人に喜んでもらえることも意識している。ギフトの品ぞろえも豊富なので、幅広いシーンで利用してもらえれば」とも。
営業時間は10時~20時。