長野県内の作り手と使い手をつなぐイベント「サンプロマルシェ2019autumn」が11月2日~4日、松本パルコ(松本市中央1)で開かれる。
会場は、メインとなる6階と、伊勢町通り沿いの1階屋外スペースの2カ所。「もの」「たべる」「つくる」の3つのカテゴリーで、県内の作り手約60組がブースを構える。カレーやホットサンド、パンなど軽食、スイーツなどのフードやドリンクと、アクセサリー、バッグ、帽子、靴、キャンドル、ポストカードなどのクラフト作品の展示販売のほか、多彩なワークショップも用意する。
イベントは9回目で、松本パルコでは初の開催。「信州の暮らしを楽しもう」をコンセプトに、2015(平成27)年から年2回のペースで開催している。主催する住宅会社「サンプロ」(塩尻市広丘吉田)広報担当の青柳優雅さんは、「県内で活動している作り手の皆さんと、使い手の皆さんをつなぐ場をつくりたいと考えて始めた」と話す。
これまでは同社のショールーム周辺に設けた野外ブースで行っていたが、今回は初めて屋内開催となる。「特にメインの6階は、会場全体でマルシェの雰囲気を楽しめるようにしたい」と青柳さん。開催を重ね、手応えも感じているという。「信州は、クラフトやものづくりが根付いている地だと実感できるイベント。これからも作り手と使い手をつなぐ場を提供し続けて、地域のクラフト文化を盛り上げたい」とも。
開催時間は10時~16時。