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松本で「信州ギター祭り」 地元メーカー6社が集結、実演やトークショーも

展示販売のほか、実演やオーダー相談会も行われる

展示販売のほか、実演やオーダー相談会も行われる

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 長野県産エレキギターやエレキベースの展示販売、楽器製作の実演を行う「信州ギター祭り2019」が8月24日・25日、信毎メディアガーデン(松本市中央2)で開かれる。

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 「スギ・ミュージカル・インストゥルメンツ」(平田西1)、「ディバイザー」(笹賀)、「ティーズギター」(塩尻市広丘野村)、「レッドハウス」(同)、「523guitars」(広丘吉田)、「ブラッククラウドギタープロダクツ」(大町市常盤)の中信地域のメーカー6社が参加。100本以上の県内産エレキギター、エレキベースを展示販売する。。

 楽器製作の実演も行う。ネック切削、フレットワーク、セットアップなど、普段あまり見る機会のない現場の様子を知ることができる。実行委員会代表の「島村楽器松本パルコ店」(松本市中央1)太田幹雄さんは、「ギターを弾いている人にとっては興味津々の実演。弾いたことがないという人にとっても、興味を持つきっかけになれば」と話す。

 ほかに、「ブラッククラウドギタープロダクツ」の社長・黒岩真一さんがメンテナンスや保管方法を紹介するトークショーや、無料メンテナンス会(予約制)も行われる。ボディーなどに使う木材をその場で選べるオーダー相談会(予約制)は4社の職人が対応。「地元での開催なので、よそと比べて木材が豊富。いろいろ見て選べるので、満足度も高いと思う」と太田さん。

 長野県のギター出荷額は国内の約5割を占め、全国1位。特に中信地域は多く、湿度が低いことや木材加工が盛んなことも影響しているという。ギター祭りは2013(平成25)年に「島村楽器松本パルコ店」が企画して開催。今回初めて、メーカーと実行委員会を組織し、会場も広い場所に移して行うことにした。太田さんは「地元のギター作り文化、職人の技術の高さを多くの人に知ってもらい、地場産業を盛り上げていければ。楽器作りの奥深さにも触れられる体験型のイベントなので、足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。

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