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松本・中町に「信州プリン工房」 老舗「スドージャム」、新たな楽しみ方提案

とろける食感の「信州プリン」

とろける食感の「信州プリン」

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 プリン専門店「信州プリン工房」(松本市中央2、TEL 0263-38-0141)が4月25日、松本・中町通りにオープンした。

新旧の商品もディスプレー

 店舗面積は約12坪。店外には、座って食べられるようにベンチを設ける。運営はジャム製造の老舗「スドージャム」(笹賀)で、直営店の出店は初めて。店長の荻原真貴子さんは「ジャムはパンに塗る、だけではない。もっといろいろな楽しみ方があることを発信していきたい」と話す。

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 オリジナルの「信州プリン」(400円)は瓶入りで、店内奥の工房で製造。白いプリンは、安曇野産の牛乳と白い黄身を使う。上にのせるコンフィチュールは、イチゴ、リンゴ、ブルーベリーの3種類で、フルーツの果肉感を楽しめるようにプリン専用に開発。ほかに、白いプリンとカラメルを入れた「城プリン」と、卵黄を使った「プレーン」を用意する。来月以降は、旬の果物のコンフィチュールを使った月替わりのプリンの販売も予定する。

 「スドージャム」は1923(大正12)年創業。100周年を見据え、ジャムの可能性と新しい食べ方の提案、同社の認知度向上を目指して、直営店を構えることにした。同社の製品は、手頃な価格の紙カップから、「信州須藤農園」のブランドで展開するコンポートやジュレ、フルーツスプレッドまで幅広い。「商品は知っていても、松本の会社だということは知らない人も多い。接点を増やすことで、認知度を上げ、お客さまの声も今後の商品に生かせれば」

 1976(昭和51)年に現在の場所に移転するまでは、旧本町(現在のマサムラ本店近く)に工場があった。「年配の方は工場のことを覚えていて懐かしいと言ってくれることもある。若い方は給食のイメージが強いかな」と萩原さん。店内には、以前製造していたという缶入りのジャムもディスプレー。レトロなパッケージを「かわいい」と写真に収める人もいるという。

 ほかに、安曇野産牛乳のソフトクリーム(400円)や、県外で販売している同社の商品も一部扱う。「観光客だけではなく、スーツ姿の男性や近所の方なども買い求めてくれる。ジャムの新しいおいしさ、楽しみ方を多くの人に伝えていきたい」

 営業時間は10時~18時。

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