松本・深志に総菜や弁当のテークアウト店「持帰り処(もちかえりどころ)じょう」(松本市深志、TEL 0263-87-6607)が3月14日、オープンした。
市内で営業する居酒屋「善酒善食じょう」(島内)がテークアウト専門店として出店。和食を中心に、総菜や弁当の販売を行う。
メニューは、旬の素材や安曇野・三郷産の豚肉などを使って提供。煮物や焼き物などは1パック300円~500円が中心で、10~15種類ほどが並ぶ。揚げ物は、トンカツや唐揚げ、コロッケ、天ぷらなど10種類以上で、時間はかかるが揚げたても用意できる。総菜などを購入すると、100円増しでご飯を付けることもでき、弁当には漬物や汁物のサービスも。
「善酒善食じょう」は2013年11月にオープン。店主の保高常さんは、地元の飲食店に勤めた後に東京へ出て6年ほど修業し、Uターンして開業した。「多店舗展開はずっと考えていた。持ち帰り専門にしたのは、料理人が自分だけということもあるが、飲むよりも食べるほうに需要があると感じたから」と話す。コンビニやチェーン店とは違うメニュー、味にこだわり、サラリーマン以外にも主婦や高齢者など幅広い層の利用を見込む。
「リーズナブルなものから、ちょっと特別なときに食べられるものまで用意しているので、さまざまなシーンで活用してもらえれば」と保高さん。「昼ご飯、晩ご飯、どちらにも利用できるので気軽に立ち寄ってほしい」とも。
営業時間は10時~18時30分。日曜と週1日定休。