松本市は3月1日、スマートフォンアプリ「LINE@」の本格運用を開始した。
市政情報、市が主催・共催するイベント情報、観光情報のほか非常時における緊急情報などを、タイムライン・ホーム機能を使って発信する。市広報課は「まずは運用してみて、幅広い活用方法を検討していきたい」と話す。
市では、2011年4月にツイッターを開設し、現在のフォロワーは約1万7400人。昨年7月、市情報政策課がSNS利用のガイドラインを策定。庁舎のネットワークからSNSへのアクセス制限が解除されたこともあり、「さまざまなツールで市の情報に触れてもらいたい」と、2月1日からフェイスブックページとインスタグラムの運用を開始。フェイスブックページでは、基本的にツイッターと同様の情報を、インスタグラムでは、地域の魅力が伝わる写真を中心に投稿している。
いずれもアイコンは市のマスコットキャラクター「アルプちゃん」を起用し、運用ポリシーとして個別の返信は行わない。「一方通行ではあるが、少しずつフォロワーも増えている。それぞれのSNSの特性を生かした情報発信をすることで、松本市をより身近に感じ、関心を持ってもらえれば」と市広報課。