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松本で「マンイストマン」上演 生演奏や飲食楽しみながら「共につくる」芝居に

8日に行われた公開稽古の様子

8日に行われた公開稽古の様子

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 まつもと市民芸術館の串田和美芸術監督が「冬のカーニバルシリーズ」として脚色・演出を手掛ける「Mann ist Mann(マンイストマン)」が2月8日~13日、「信毎メディアガーデン」(松本市中央2)で上演される。

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 出演は串田さんのほか、元宝塚歌劇団星組男役トップスター・安蘭けいさん、海老澤健次さん、大鶴佐助さん、小椋毅さん、近藤隼さん、坂口杏奈さん、鈴木崇乃さん、武居卓さん、チョウヨンホさん、深沢豊さん、細川貴司さん、万里紗さん、山口翔悟さん。ピアノやギター、ドラムなどの生演奏が入り、客席前方は、食事付きのテーブル席を設ける「キャバレースタイル」で上演する。串田さんは「観客も声や音を出したり、ステージと交流したりしながら、一緒につくり上げる芝居にしたい」と話す。

 舞台は、インドがイギリスの植民地だった頃の軍隊。4人の兵士がさい銭泥棒をした際に1人が逃げ遅れてしまったことがばれないように画策する中で、通り掛かった男を身代わりに仕立てる。笑いやユーモアを交えながら、人間とは何か、アイデンティティーをめぐる物語は予想しない方向へ進んでいく。

 上演に先駆け、本町商店街ではチケットが当たるキャンペーンを実施。「冬の松本」を共に盛り上げる。現在開催中のスタンプラリー企画「Winter Walker2019」とも連携し、当日は飲食店などが出店。「音を出さず静かに見る演劇もあれば、飲食しながら楽しめる演劇もあっていい」と串田さん。2016年の野外劇「遥(はる)かなるブルレスケ~とんだ茶番劇~」や昨年の「或(ある)いは、テネシーワルツ」などを下地に、より気軽に自由に楽しめる演劇を提案する。「私が松本と関わるようになって15年、文化で街が動くと感じてくれる人も増えた。一緒に盛り上げようとしてくれる街の人たちが誇らしい。観客の皆さんもぜひ参加を」と笑顔を見せる。

 開演は、8日=19時、9日=13時、18時、10日・11日=14時、13日=13時。料金は、S席(料理付き)=8,500円、A席=5,000円、18歳以下=3,000円。問い合わせは同館チケットセンター(TEL 0263-33-2200)まで。

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