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松本にカジュアルオイスターバー「牡蠣入レ時」 旬のカキを全国各地から

東京のデザイナーが手掛けた店内は落ち着いた雰囲気

東京のデザイナーが手掛けた店内は落ち着いた雰囲気

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 カキを中心に創作和食料理を提供する「松本 牡蠣入レ時(かきいれどき)」(松本市中央1、TEL 0263-87-3397)が11月24日、松本駅近くにオープンした。

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 「牡蠣×割烹(かっぽう)×バル」をコンセプトに、店内はモダンな和テイストの落ち着いた雰囲気。店長の中田直志さんは「イメージはカジュアルなオイスターバー。『大人の隠れ家』として、デートや接待など料理を楽しみながらゆっくり話したいときに利用してもらえれば」と話す。席数はテーブル、カウンター合わせて40席。

 広島・宮島産の「名物焼きガキ」(390円)は、専用の台で焼いてうま味を閉じ込める。「カキは焼き方一つで味に違いが出る」と中田さん。旬の産地から直送する「生ガキ」(480円~)や産地の異なるカキの食べ比べセットなども用意する。「カキのOIL漬け」(550円)、「特選カキフライ」(990円)、「カキカレー」(980円)なども。

 カキ以外にも魚介類を中心にメニューを展開。「レバ刺しと白子を足して2で割ったような味」という「エイのレバ刺し」(1,200円)や、「いくらの茶わん蒸し」「とびっこポテトサラダ」(以上600円)、「焼きウニのリゾット」(1,800円)のほか、旬の刺し身や焼き野菜なども。茶道で茶器を並べる珍品棚に、お薦めの料理を少量ずつ盛り付ける「丸投げ」は、酒のあてを中心にしたもの(2,500円)と、あてと〆(締め)まで(3,500円)の2種類提供する。

 日本酒は「夜明け前からくち」(780円)など県内のほか、「白鹿」(580円)、「陸奥八仙」(1,150円)など各地のものを用意する。焼酎は「泰明」「芋麹芋」(以上550円)、「鳥飼」(680円)など九州のものが中心。ほかに、ビールやワイン、ハイボールなど各種取りそろえる。

 運営は国内外で飲食関連事業を展開する「コノッド」(東京都千代田区)。松本出身の河野哲男社長が、東京で5店舗を構える「牡蠣入レ時」にほれ込み、ずっと抱いていた「地元に出店したい」という思いをかなえたいと、経営する「フードアーキテクトラボ」(港区)に交渉。市内で飲食店を展開する「酒楽」の協力も得ながらオープンにこぎ着けた。

 「全国各地の旬のカキを1年通じて楽しんでほしい」と中田さん。「敷居の高い感じではなく、大人がカジュアルに楽しめる店にしていければ」と話す。

 営業時間は17時~24時。12月26日、31日、1月3日は休業。以降は日曜定休。

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