新宿サザンテラスに「TOKYO長野カフェ」-1カ月限定で信州をPR

TOKYO長野カフェの店内。季節を意識したディスプレーも楽しめる。

TOKYO長野カフェの店内。季節を意識したディスプレーも楽しめる。

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 長野県は10月1日、新宿駅南口に信州の魅力を首都圏でPRするために「TOKYO長野カフェ」を1カ月間の期間限定でオープンした。

 同店は「トラベルカフェ新宿サザンテラス店」(東京都渋谷区、TEL 03-5304-9150)を改装して営業。長野県に関心が薄い層にカフェを通じて「自然と食の豊かさ」を強く印象付け、イメージアップを図ることと、県の情報を提供し観光や県産品の消費に結びつけるきっかけをつくるのが狙い。メーンターゲットを20~30代を中心とした会社員や買い物客とし、1日の来店人数を約300人、期間中の総来店人数を約9,000人と見込む。

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 昼のメニューでは胡蝶庵(安曇野市)の「そばミント茶」(280円)をはじめ、県産のリンゴを使ったスイーツを週替わりで提供。大鹿村の鹿肉を使った「信州ジビエカレー」(700円)、信州黄金シャモと県産の野菜を煮込んだ「スープリゾット」(700円)はどちらも1日10食限定メニューとなっている。「スープリゾット」には、同店のために塩尻市の陶芸作家・篠田弘明さんが焼き上げた器を使用している。

 夜のメニューでは、県が認定する「原産地呼称管理制度認定」の日本酒、ワイン、シードルなどアルコールも用意。日本酒は25種類から日替わりで提供、ワインは塩尻市の桔梗ヶ原産のもの4種類を含む5種類が味わえる。また、長野県特産の青果を使った焼酎の原料当てクイズも行い、正解するともう一杯飲めるサービスも。

 席数は60席(店内=26席、テラス席=34席)。店内ではエプソン販売(塩尻市)の協力で130型の大型スクリーンに長野県内の風景、特産の野菜、山や街並みなどを映し出したり、テーブルマットにもイメージ写真を用いたりと、メニュー以外でも長野県を感じさせるさまざまな趣向を凝らしている。

 県ではオープン前から情報提供のためにブログを立ち上げたり、メールでアイデアを募集したり、携帯サイトでアンケートを取るなどITメディアを積極的に活用したPRを行ってきた。県企画課ブランド推進係では、日々の様子を準備段階からブログで公開、オープン後はアクセス数がそれまでの10倍になる日もあり、反応の大きさを感じているという。

 オープン後は、同店スタッフが店舗の状況もブログに掲載。トラベルカフェ店長の涌井朋子さんは「メニュー以外にも、テーブルマットやスクリーンなど、PRに力を入れている県の担当者の気持ちが伝わってくる」と話す。「限定メニューは毎日完売している。かなり盛り上がっているので、ぜひ一度、長野県を感じ、味わってもらえれば」とも。

 営業時間は、月曜~土曜=10時~23時(日曜・祝日は22時まで)。

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