10月11~13日の3連休に、松本城公園などで第5回「信州・そば祭り」が行われ、長野県内外から23のそば店ブースや65の名産品、食品などのブースが出店し、多くの来場客でにぎわった。
会場内の「全国そば祭りゾーン」に設けられたそば店のブースでは、そば打ちを披露する店舗に人だかりができていた。北海道「上砂川手打ちそば」、福島県「会津磐梯そば」、兵庫県「出石皿そば」など全国各地のそばを味わえる店舗に初日の午前中から長蛇の列ができたほか、県内のそば店ブースも多くの人が詰めかけ、今年の新そばを味わった。
今年はスペイン・カンタブリア州からも物産ブースが出展。松本のそば愛好家が昨年から同州でそばの栽培を始めたことがきっかけで交流が始まり、今年から州政府がそばの栽培を行っている。ブースでは州政府の農村振興担当大臣も来日し、同州の名産であるチーズやワインの試食・試飲を行い、長い列ができていた。
松本市内では、この後、新そばシーズン本番を迎え、19日には奈川地区で、11月1日・2日には浅間温泉でそれぞれ新そば祭りが行われる。