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松本駅前で路上サイレント芝居「AEOSO2」 毎朝30分、音声はスマホで

戦いを繰り広げるカエレちゃん(写真左)とキャプテン・アマゾソ

戦いを繰り広げるカエレちゃん(写真左)とキャプテン・アマゾソ

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 路上サイレント芝居「AEOSO(イオソ)2」が現在、松本駅前で上演されている。

 人々の消費・購買について、大型商業施設やECサイトから考察した同作。大型商業施設「AEOSO」公認ゆるキャラ「カエレちゃん」が、キャプテン・アマゾソと戦う姿を描く。カエレちゃんを前田斜めさん、キャプテン・アマゾソをマサさんが演じる。全編、音は出さずに展開するサイレント芝居で、音声はスマートフォンで聞く。

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 9月11日には松本駅前広場で上演。観客はイヤホンなどで音声を聞く準備をしながら待ち、開始時間に合わせて各自が音声をスタート。静かに芝居が始まった。出演者もイヤホンで同時に音声を聞きながら演じるため、音と動きは連動しているが、音声がないと無言で激しく動いているだけのように見える。通勤・通学時間帯のため、芝居に気付かずにすぐ側を歩いていく通行人も多く、シュールな光景が展開。終盤は、キャプテン・アマゾソのエアギターに合わせて、カエレちゃんがささやき声で熱弁。約30分の上演が終わると、観客からは拍手が起こった。

 舞台のほかに、路上芝居や流し芝居を積極的に行っている前田さん。同作は、昨年の同時期に行った路上芝居「AEOSO」の続編になる。企画・構成も手掛け、「今回はまず、アマゾソというキャラクターを思い付き、2人が戦うという分かりやすい話にした。音声がないと話が分からないかもしれないが、あまりストーリーは重視していない」と話す。

 9日には京都でも開催。今後は松本駅前を中心に、市内外でも予定する。「路上芝居は知らない人に見てもらえるところが良い。連日、同じ時間にやっていると、気にしてくれる人も増えるし、高校生も面白がってくれている」と前田さん。「準備をして来てくれる方、何かやっていると思って足を止めてくれる方、多くの人に見てもらえれば」とも。

 開催場所・時間はツイッターで確認できる。9月21日まで。