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松本でイラストレーター・山崎美帆さん個展 雨をイメージした雑貨中心に

天井からアクセサリーをつるし、薄い水玉模様の布を使うなど、「雨」からイメージしたディスプレーに

天井からアクセサリーをつるし、薄い水玉模様の布を使うなど、「雨」からイメージしたディスプレーに

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 松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、イラストレーター・山崎美帆さんの個展「雨の祝日」が開催されている。

「雨あがり」と名付けたオブジェ

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 ブローチやイヤリング、ピアスなどのアクセサリーや、マグネット、絵画など約100点を展示する。石粉粘土を使用し、固まった後に削った「雨粒」はイヤリングとピアスを用意。樹脂を使ったブローチは、中に樹脂の粘土を入れた。「雨に対してマイナスの印象を持つ人もいるが、雨粒がキラキラ光るイメージを出したかった。樹脂は初めて扱ったが、水の透明な感じ、キラキラした感じを表現できた」と山崎さん。

 馬や猫の形をしたブローチとマグネットは、使っていないときには飾っておけるようにと、壁掛けできるように。「低気圧cat」や「雨雲観測ブローチ」など、ユニークな名前を付けた。雨を降らせるイメージで、天井からアクセサリーをつるすなどして遊び心のある空間に仕上げた。

 これまで、同ギャラリーの企画展には出展していたが、個展は初めて。「開催時期が6月だったので、そこからテーマを考えた」と山崎さん。これまでの個展は絵画が中心で、雑貨は関連グッズのような位置付けだったが、「絵ばかり描いていると、ほかのものも作りたくなる。こういう機会はなかなかないので、雑貨をメインにした」と話す。

 山崎さんは松本市在住。女性誌や生活系雑誌、書籍、広告などのイラストを中心に、映像、音楽作品なども手掛けている。「ライブのときに透明な素材や光を使うので、その世界観に近いかもしれない。意識したわけではないが、どこか作品に通じているのかも」

 価格は、イヤリング、ピアス=950円、ブローチ=1,000円~、絵画=5,000円~など。営業時間は11時~20時。火曜、第1・第3・第5月曜定休。6月25日まで。18日には、多目的スペース兼バー「Give me little more.(ギブミーリトルモア)」(中央3)でライブも行う。

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