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クラフトフェアに合わせ多彩なイベント 「松本の街なかも楽しんで」

蔵の中は「燕らしさ」を感じる空間に

蔵の中は「燕らしさ」を感じる空間に

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 5月26日・27日にあがたの森公園で行われる「クラフトフェアまつもと2018」に合わせて、松本中心市街地でさまざまなイベントが開催される。

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 六九商店街では「六九クラフトストリート」(25日~27日)が行われる。今年のテーマは「日用美品」。通り沿いの7店舗を会場に、全国各地のギャラリーが多様な視点からセレクトした作品が並ぶ。25日には、各店主やゲストを迎えた連続トークショーも。

 池上邸の蔵(松本市中央3)では「ZUBAKURO市」(25日~27日)。2017年3月に城東での店舗営業を終了した「古道具 燕(つばくろ)」が復活する。店主の北谷英章さんは毎月、四賀の倉庫で家具類や建具類を中心に扱う「ストックオープン」を行っており、2015年4月から松本城大手門枡形(ますがた)跡広場で毎月開いている「まつもと古市」の実行委員長も務めている。「古道具を選ぶ人が増えれば、古いものも捨てられず、残っていく。そういう循環を生み出していければ」と北谷さん。

 イオンモール松本(中央4)の空庭屋外・やまびこ広場では、「クラフトスクエア」(26日・27日)を初開催。同店とNPO法人松本クラフト推進協会が協働し、同フェアの「サテライト会場」と位置付け、木工・陶・ガラスなどの作家による44ブースが出店する。「街なかの交差点に面した空間を、クラフトと人で彩りたいという思いを込めて『クラフトスクエア』と名付けた。初の試みだが、あがたの森公園と同様、皆の手でつくる場が生まれれば」と同協会。

 同フェア開催中は「バスDAYまつもと」として、市街地巡りに便利な特別バス「まちなか回遊バス」「松本民芸館シャトル便」を運行。乗車1回の上限を200円とし、市内の施設の割引特典が付く1日乗車券も500円で販売する。実行委員会では公共交通機関での来場を呼び掛けている。

 同フェアの開催時間は、26日=11時~17時、27日=9時~17時。ほかのイベントの開催時間は「工芸の五月」ホームページで確認できる。

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