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松本市が森永乳業と認知機能改善の共同研究 食品モニター募集も

「気軽に参加を」と呼び掛ける

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 松本市が森永乳業(東京都)や松本短期大学などと共同で進める認知機能改善に関する研究で、現在、食品モニターを募集している。

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 モニターは、同社が開発している「ペプチド」を配合した食品の摂取により、認知期の改善効果を検証するもの。5月~来年3月で、1日4錠の試験食品摂取を6カ月間続け、認知機能検査を受ける。応募条件は40歳以上の男女で、「松本ヘルス・ラボ」に入会し、4月~6月に市内4会場で順次開く説明会と事前認知機能チェックに参加すること。モニターになると、検査時に森永乳業製品が進呈されるほか、松本ヘルス・ラボの年会費1年分(3,000円)が無料になる。

 「健康寿命延伸都市」を掲げる同市では、市民と健康産業の創出を進める企業と共に健康増進と、医療・介護・健康分野の新たな産業創出を支援しようと2015年、「松本ヘルス・ラボ」事業を立ち上げた。同ラボは2016年12月に法人化。現在、会員は450人、連携する松本地域健康産業推進協議会には265社が参加している。

 会員には、健康増進プログラムとして、年2回の健康チェックや、講座やセミナー、ビジネスモデルへのアイデアを募るワークショップなどを開催。健康について知り、考え、取り組めるだけではなく、健康・医療・介護分野の新サービス開発支援に携わる場も与えられる。

 同市の健康産業推進の取り組みに関心を持っていた森永乳業から打診があり、共同研究がスタートした。同ラボ専務理事の降旗克弥さんは「認知機能については若いうちから取り組むことが大事。これをきっかけにヘルス・ラボに入会して、自身の健康についても意識を高めてもらえれば」と話す。

 説明会は松本短期大学、波田保健福祉センター、鎌田地区公民館、Mウイングで行う。申し込みは松本ヘルス・ラボ(TEL 0263-39-1139)で受け付ける。

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