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松本・寿にカフェ&居酒屋「まんなか」 沖縄と信州の料理を提供

沖縄出身の慶彦さんと地元出身の幸織さん、2人の良いところを取り入れる気持ちが「まんなか」という店名に

沖縄出身の慶彦さんと地元出身の幸織さん、2人の良いところを取り入れる気持ちが「まんなか」という店名に

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 松本・寿豊丘に沖縄と信州の料理を提供する「cafe&居酒屋まんなか」(松本市寿豊丘、TEL 0263-87-1274)が3月16日、オープンした。

落ち着いた雰囲気の店内

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 店舗面積は約15坪、席数はテーブル16席とカウンター4席。以前は居酒屋「呑喜(のんき)」が営業していた場所で、小上がりをテーブル席に変え、壁紙は深いグリーンにして落ち着いた雰囲気に仕上げた。店主の宮城慶彦さんは沖縄出身。「沖縄料理にあまりなじみがない人でも楽しめるように、地元の料理とのバランスも意識している。カフェにし過ぎず、居酒屋にし過ぎず、どんな人でも抵抗なく利用できるような店づくりを心掛けた」と話す。

 昼はカフェとして営業。「沖縄そば」「タコライス」(以上850円)、「アグー豚のしゃぶしゃぶ」(1,300円)の3種類の沖縄料理を用意する。デザートやドリンクなどが付くセットにもでき、食事の注文でサラダバーや、女性限定でコーヒー・紅茶が無料になるサービスも。

 夜は、「ミミガー(豚の耳)」(450円)、「海ぶどう」(700円)、「ヒージャー(やぎ刺し)」(1,500円)などの沖縄料理と、「馬刺し」(赤身=900円、霜降り=1,500円、2点盛り=1,300円)、「山賊焼き」(750円)などの信州料理を提供する。アルコールも泡盛と地酒がメイン。「残波白」(グラス=550円、ボトル=3,500円)、「菊之露」(同=500円、同=2,800円)、「大信州 特別本醸造『神髄』」(1合520円)のほか、店名にちなんで、松本産の麦を使った焼酎「どまんなか」(同=500円、同=2,500円)も用意する。

 沖縄で10年以上飲食業に従事してきた慶彦さんが「自身の店を持ちたい」と検討する中で、妻・幸織さんの故郷である松本での独立開業を決意。昨秋、移住して少しずつ準備を進めてきた。「地域の皆さんが温かく迎えてくれてうれしい。まだ慣れない部分もあって恐縮だが、期待を裏切らないように、いいお店にしていきたい」と幸織さん。「居心地のいい『ゆくいどころ』(=憩いの場)にしていければ。皆さん気軽に『ゆくり』に来てほしい」と慶彦さん。

 営業時間は、11時~15時、17時30分~23時。

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