松本市内の飲食店や書店、パン店、雑貨店など18店舗が現在、スタンプラリー企画「Winter Walker2018」を開催している。
「冬こそ、街へ。」を合言葉に街歩きを提案する同企画。参加店舗の利用で台紙にスタンプを1つ押し、集まったスタンプの数に応じて景品を進呈。9スタンプで「中間特典」としてオリジナルエコバッグを先着30人に、18スタンプで「コンプリート特典」として参加店のアイテムが詰まったボックスの抽選権を用意する。
各店ではテーマ「冬の記憶」に合わせたメニューやアイテムを提供するほか、イベントも展開。ゲストハウス&ラウンジ「tabi-shiro(タビシロ)」(松本市城西1)では5店舗が出店する「冬の縁日」(2月11日)、書店「栞日(しおりび)」(深志3)では松本の冬と小商いをテーマにした「店主座談会」(3月4日)、ダイナー「The Source(ソース)」(大手4)では抽選会を行う「クロージングパーティー」(同21日、入場料=2,500円)を開く。
1月21日には「栞日」で「オープニングパーティー」が行われた。店主の菊地徹さんが進行を務めたトークには、パン店「サパンジ」(大手2)の白澤渉さん、「creperie monkava(クレープリー モンカバ)」(同)の中島未弥さん、「壺屋(つぼや)松本店」(深志2)の矢杉麻衣さんが登壇。店のことや企画テーマについて話した。「松本生まれの人は、山に囲まれた閉鎖的な感じを嫌だと思ったことが一度はあるはず」という言葉には多くの来場者がうなずき、開業したきっかけや店のこだわりについて興味深そうに聞き入っていた。
5回目となる同企画。最初は国道143号沿いだったが、徐々に参加店舗のエリアが広がってきたため、今回から「R143」を外して「Winter Walker」を企画名にした。菊地さんは「寒くなると外に出たくなくなるが、この時期だからこその楽しみを見つけるきっかけになれば。いつも行く店、行ったことがない店、知らなかった店にも足を運んでみてほしい」と話す。
スタンプラリーは3月21日まで。台紙は各店で入手できる。問い合わせは栞日(TEL 0263-50-5967)まで。