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松本で服飾デザイナー個展 素材や型を生かし「冬のコーディネート」提案

着物の生地を使ったワンピース(手前)やコートなどが並ぶ

着物の生地を使ったワンピース(手前)やコートなどが並ぶ

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 松本市のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、服飾デザイナー・百瀬陽子さんによる個展「youi!winter2017 冬のトリコロール」が開催されている。

着物の帯を使ったリュックとポーチ

 コート、シャツ、ワンピース、スカート、パンツなど秋冬服を中心に、帽子やポーチ、ヘアバンドなど小物も含め約50点を展示する。コーデュロイやカシミヤなど、暖かさを感じる素材のアイテムも多い。

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 DMにも使用したオレンジ色のスカートは、古い洋裁のデザインを参考にして制作したもの。同型で色違いやコーデュロイ素材なども用意する。「同じ型でも、素材が違うと雰囲気がかなり変わる」と百瀬さん。表地はカシミヤ、裏地はシルクを用いたコートは、「使ってみたかった」という本水牛のボタンを付けて上品なテイストに仕上げた。

 「mauve(モーヴ)」の山本葵さんが手掛けた真ちゅう製のボタンを使った帽子や、ボタンのパーツを使って「accessory imo(アクセサリー イモ)」の小松美穂さんが制作したアシンメトリーなピアスなど、地元アクセサリー作家とコラボしたアイテムも。着物の生地や帯を使ったワンピースやポーチも並ぶ。

 「ようさん工房」のネームで活動する百瀬さんは、天然素材を使った服飾雑貨を松本・中町にある工房で制作している。昨年に続き、秋冬服での開催となった同展には、「『youi!』というブランドの『一つの形』を完成させたい」という気持ちで望んだという。「型紙はかなり試行錯誤した。難しい作業だが、平面から立体になっていくところはやはり面白い」と百瀬さん。「『この生地ならこれを作ろう』ということもあるが、いろいろ応用して形からも『youi!』のにおいを出していけたら」と話す。

 ブラウスとスカート、コートのコーディネート提案や、木の枝のコートラックなどでディスプレーでもこの時期らしさを演出。「寒い時期なので、手触りにこだわった。ディスプレーも温かみを感じられるものにしたので、楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 作品は全て販売する。価格は、ポーチ=1,300円~、ヘアバンド=1,800円、帽子=5,500円~、スカート=1万5,000円~など。営業時間は11時~20時。火曜、第1・第3・第5月曜定休。12月29日まで。

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