松本・並柳にラーメン店「麺肴ひづき あさのや」(松本市並柳2、TEL 0263-27-6565)がオープンして約1カ月半が過ぎた。
9月中旬まで営業していた「あさの」跡で、席数はカウンター、テーブル、小上がりで25席。前店の店主らが引き継ぐ人を探し、「麺肴ひづき」(大手4)のオーナー・堀内英明さんに相談したところ意気投合。3年ほど前から、「ひづき」のスタッフがサポートする形で携わり、今回、メニューなどを一部変更してオープンすることを決めた。
メニューは「支那そば」(700円)、「ワンタン支那そば」(900円)など。スープは、前店と少し材料は異なるが、魚と鶏をベースに味自体は変えずに仕上げた。チャーハンをなくし、「ネギ豚めし」(300円)や「スタミナ元気丼」(350円)などご飯ものを充実。ほかに、限定ラーメンも数種類用意する。
店長の田村史樹さんは「『あさの』さんのいいところと、自分たちの特徴をうまく合致させられるように努めた」と話す。前店の看板は店内に飾り、のれんはそのまま使うなど、随所に「あさの」が残る。新たに食券機を導入したことで、以前からの常連客の中には戸惑う人もいるというが、「今までのものを壊さず、新しいものも提供していきたい。限定ラーメンなど、徐々に『あさのや』として定着できれば」とも。
営業時間は、11時~15時、17時30分~21時30分。火曜定休。