暮らす・働く 学ぶ・知る

松本・縄手のパン店「スイート」にコワーキングスペース 「フリーパン」も

靴を脱いで作業ができる人工芝のスペースも

靴を脱いで作業ができる人工芝のスペースも

  •  
  •  

 松本・縄手通りのパン店「スイート縄手本店」(松本市大手4)3階にコワーキングスペース「SWEET WORK」(TEL 0263-35-2253)が10月21日、オープンした。運営は市内などでパン店を展開する「スヰト」。

トークセッションの様子

 店舗面積は約60坪。以前、同社の製菓部門があったスペースを改装し、人工芝を敷いて靴を脱いで上がれるスペースや、パーテーションで区切られたスペースなどを設ける。椅子やソファ、ローテーブルなど50席以上を用意。キッチンダイニングも設け、料理教室や貸し切りのパーティーイベントにも対応する。利用者はフリードリンク・フリーパンというパン店ならではのユニークなサービスも。

[広告]

 同社は1913(大正2)年、アメリカ・シアトルで開業。100周年を迎える2013年ごろから、渡辺匡太社長が創業の地であるシアトルに足を運ぶ中で、現地のコワーキングスペースを訪れ、仲間同士の雰囲気や一体感を体験。2年前から、具体的に準備を進めてきたという。コミュニティーマネジャーの河西佳代さんは「コワーキングスペースも今が過渡期。松本の中心部にある縄手通りという立地も生かして、人が集まり、クリエーティブな歯車ができるような場所になれば。年内は利用も無料なので、まずは気軽に使ってみてほしい」と話す。

 21日にはプレオープンイベントを行い、約30人が参加した。トークセッションでは、ゲストに国内のコワーキングスペースに詳しい小嶌久美子さんと上田市のコワーキングスペース「HanaLab.」コミュニティーマネジャーの柚木真さんを招き、「斜めのつながり」をキーワードに、渡辺社長と共に同スペースの特徴や今後の展開などについて話した。2人のゲストが大きな特徴に挙げた「フリーパン」については、「もともと、ロス(廃棄)パンについてどうにかしたいと思っていた」と渡辺社長。小嶌さんが「パンにおびき寄せられた皆さんと良いコミュニティーが生まれるかも」と話すと会場からは笑い声が上がった。

 その後は参加者も交えたワークショップを開催。「ボーダーを越える」をテーマに、「ボーダーを越えた体験談」や「コワーキングスペースでこういう人とつながりたい」などワールドカフェ形式でテーブルごとに話し合った。「パン屋×コワーキングスペースでできること」のテーブルでは、「パン作り体験会」「朝食会」、「3Dパン」「パンの家」などさまざまな意見が集まった。

 営業時間は9時~19時。土曜・日曜・祝日定休(イベント利用は応相談)。利用料は、ドロップイン=500円(2時間まで)、2,000円(1日)。1カ月使えるフリーデスクは1万5,000円~。12月27日まではプレオープン期間として利用無料。

  • はてなブックマークに追加