松本城大手門枡形(ますがた)跡広場(松本市大手3)で11月6日、地産地消を応援する長野県産の食材を取り入れた「パンとお菓子のマルシェ」が開かれる。
出店するのは、「スローカフェマハロ」「ビオランド」(以上山形村)、「ORiZA+パン食堂」「FUJINOYA」「Fiddle」(以上松本市)、「野良屋」(伊那市)、「ハルハナ堂」(箕輪町)、「くるみ工房」(安曇野市)、「じみじみおやつ」(松川村)、「あずかぼ」(塩尻市)。通常は卸売りのみの店や、週1回営業という店も。「長野県産の小麦、野菜、果物などを使っている店に声を掛けた」と実行委員会代表の川窪幸さん。パンや菓子の販売のほか、アイシングクッキーを作るワークショップも予定する(雨天時はキット販売のみ)。
県内のパンにまつわる情報を紹介するリトルプレス「panpapan(ぱんぱぱん)」を手掛ける川窪さん。同誌の創刊時から、「首都圏や名古屋、神戸などで定番となっているようなパンイベントを開いて定着させたい」という思いを持っていたという。取材を通じて知り合った「スローカフェマハロ」を経営する高橋さん夫妻に話を持ち掛けると、「一緒にやろう」と意気投合。さまざまなイベントに出店しているパン店の協力を得て、準備を進めてきた。
「クラフトフェアのように、散歩がてらふらっと立ち寄れるようなイベントにしたい」と川窪さん。「郊外や市外の店など普段なかなか行けないような店や、知る人ぞ知るという店もあるのでぜひ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時(売り切れ次第終了)。