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松本・はしご横丁にカフェ&野菜販売と食堂 女性2人が週半分ずつ営業

店名は「はしご横丁の隅」から付けたという。佐々木さん(写真左)と新保さん

店名は「はしご横丁の隅」から付けたという。佐々木さん(写真左)と新保さん

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 松本・裏町の「はしご横町」に、無農薬自然栽培野菜の販売とカフェ&食堂「アトリエSemis(すみ) by SASAKI SEEDS&食堂ポーテ」(松本市大手4)がオープンして1カ月半が過ぎた。

「週替わり一汁三菜のプレート」

 店舗面積は約6坪、席数は6席。無農薬自然栽培野菜を扱う「SASAKI SEEDS」の佐々木貴美子さんとフード作家の新保雅子さんが3日交代で、それぞれの店を営業する。

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 月曜~水曜は佐々木さんがカフェ営業と野菜販売を行う。有機栽培のドリップコーヒーや紅茶(以上500円)のほか、「梅黒糖シロップ」や「レモンてんさいシロップ」(ソーダまたはお湯割り、500円)など。白砂糖や乳製品を使わないスイーツも日替わりで用意する。野菜は佐々木さんが夫婦で、固定種、在来種の野菜から種を取って里山辺で自然栽培しているもの。「固定種の野菜は時間をかけて育つ。その分、香りもあるし味わいも濃厚」

 木曜~土曜は新保さんが「食堂ポーテ」として食事をメインに提供する。「週替わり一汁三菜のプレート」(10食限定、1,000円)や「おむすびセット」(14時~、650円)のほか、自家製バターと蜂蜜が付いた「スコーン」(350円)や、「果実のシロップ」(ソーダまたは水割り、450円)なども。

 東京でフード作家として活動していた新保さん。昨年5月ごろから移住先を探し始め、12月ごろには「第一印象でいいと思った」という松本へ。「東京を離れて何か始めたいと思った。県内を中心に数カ所見たが、松本に来ると何かすっきりして視界が広がるような気持ちになった」と振り返る。

 2人は共通の知人であるフードユニット「つむぎや」の金子健一さんを介して知り合った。野菜の販売先を探していた佐々木さんと、料理を作る場を探していた新保さんの思いが一致し、一緒に出店することになった。「旬の食材を使いたいという思いもあったので、ピッタリだった」と新保さん、「まだ数回しか会ってなかったが、不思議と一緒に始めようと思えた」と佐々木さん。8月から改装を始め、友人の協力も得ながら準備を進めてきた。

 オープンは新月に合わせた9月1日。「物事を始めるのにいい日なので、どうしてもこの日に開けたかった」と2人は声をそろえる。今後は「ランチの提供もしていきたい」(佐々木さん)、「テークアウトにも対応したい。イベントや料理教室なども開いていければ」(新保さん)。

 営業時間は、月曜~水曜=10時~18時、木曜~土曜=11時~18時。日曜定休。