セネガル出身のパーカッショニスト・ラティール・シーさんによるジャンベのワークショップとライブが9月17日、松本・中町の「サムサラ」(松本市中央3、TEL 0263-50-7893)で開催される。
ラティールさんは1988年にトラディッショナル・パーカッション・バンド「AFRICA DJEMBE(アフリカジャンベ)」を結成し、ソリスト・リードボーカル・リーダーとして活躍。サッカーのアフリカ・ネーションズカップ開会式や世界各国の首脳・VIPの歓迎式典などでも数多く演奏を行っている。1995年に来日し、翌年に自らのパーカッショングループ「AFRICA SUNU XELCOM(アフリカスヌゼルコム)」を結成。パーカッショニストとしてアーティストのレコーディングやツアーにも参加している。
当日は、昼の部として「ジャンベワークショップ」、夜の部として「スペシャルライブ」を開催。全国各地の学校でもワークショップを行っているラティールさんが楽しくジャンベの弾き方を教える。ライブでは、大町市在住の音楽家・三根星太郎さん、ギタリスト・白石才三さん、ラティールさんによるセッションのほか、民族楽器奏者で太鼓職人の塩澤大地さんも参加する。アフリカ料理やドリンク、アフリカ音楽などのDJも。
三根さんが以前、東京に住んでいたときに交流があったラティールさんに声を掛けた。「松本は音楽が盛んな街。クラシックだけではなくいろいろなジャンルの音楽に親しむきっかけになればうれしい」と三根さん。「アフリカ音楽は、皆で一緒に歌ったり踊ったり、もちろんお酒を飲みながら座って聞いても楽しめる。構えずに、気軽に聞きに来てもらえれば」とも。
ジャンベワークショップは14時~。参加費は2,000円、要予約。ライブは18時~。料金は2,000円(両方参加の場合はセットで3,500円)。予約・問い合わせは同店まで。