松本市内の飲食店で現在、食事を通して健康増進を発信する「まつもとヘルシーラリー」が行われている。
レストランやそば店、すし店など市内の20店が参加し、地元で採れた抗酸化作用の高い食材を使った「ヘルシーメニュー」を提供する。ホウレンソウを使った「緑のカルボナーラ」(レストランシアトル)、キュウリや水菜、ミョウガなどを入れた「蒸し鶏と夏野菜のぶっかけうどん」(四季彩 樹)、「信州ざるそば」(伊勢町 夜噺)など多彩に展開。対象メニューを食べるともらえるシールを2枚集めて応募すると、人間ドック体験チケットや体脂肪計付きヘルスメーター、レストランペア食事券などの景品が抽選で計26人に進呈される。
今月28日、29日に開催される「第57回日本人間ドック学会学術大会」に合わせ、健康への関心を高めてもらおうと大会事務局の相澤健康センター(松本市本庄2)が企画した。「定期的に市民講座は開催しているが、情報が一方通行になりがち。地域の皆さんが参加できることを考えた」と同事務局担当者。
ラリーのリーフレットでは、各店のメニューの紹介のほか、相澤病院の管理栄養士が「ヘルシーポイント」も添える。「おいしい料理を楽しみながら、健康を意識するきっかけになれば。気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
応募券付きのリーフレットは参加各店またはホームページからダウンロードできる。問い合わせは同事務局(TEL 0263-33-8755)まで。8月7日まで。