松本パルコ前の花時計公園（松本市中央1）で現在、「信州ワインサミットin松本」が開催されている。

ワインブースの様子

　県内の38ワイナリー・ヴィンヤードが参加し、111銘柄のワインを提供する。ワインは購入時にグラス代金を預かり、グラス返却時に代金を返すデポジット制。価格は、60ミリリットル＝300円～1,400円、120ミリリットル＝600円～2,100円、ボトル＝3,000円～7,500円。ソムリエも常駐してアドバイスを行う。

　園内には約700席を用意。市内の飲食店を中心に13の飲食ブースも設置し、サラダやソーセージ、ステーキ、ラザニアやパスタなどのほか、お好み焼きなども提供する。ステージではソムリエによるワインの紹介やライブの演奏も。

　3回目となる同イベント。過去2回は秋に開催していたが、「外で飲むことを考慮して、より快適な季節に」と初めてこの時期に企画した。「県内産のワインが一堂に会する機会。地元での認知度向上、観光客へのPRなどワインを核とした地域活性化につなげたい」と実行委員長の松井基さん。「ワインというと特別、高級なイメージがまだまだ強いが、もっと幅広い飲み方がある。ワイン好きな人はもちろん、普段あまり飲まない人も、もっと気軽に楽しめる場になれば」と話す。

　開催時間は17時～21時（土曜・日曜は11時～）。6月27日まで。